トピックス
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環境省では、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づき、文部科学省・農林水産省と共同で策定した「ライチョウ保護増殖事業計画」(平成24 年)により、ライチョウの保護増殖事業を進めており、公社 日本動物園水族館協会は、連携をとりながらこの事業に協力しています。
那須どうぶつ王国では、2015年よりスバールバルライチョウのシュミレーション飼育を開始、その後繁殖に取り組みました。
また、2017年よりライチョウの飼育・繁殖を開始しました。
現在は「保全の森」にてライチョウを展示公開しています。
2018年、中央アルプス 駒ケ岳にて北アルプスから飛来したと推定される雌1羽の生息が約50年ぶりに確認されました。
そのことから、中央アルプスに生息数をふやす個体群復活事業が環境省によって始まりました。
公社日本動物園水族館協会は、この個体群復活事業に協力し2園の動物園(那須どうぶつ王国・長野市茶臼山動物園)で繁殖に取り組みました。
2022年8月、繁殖させたライチョウを家族で中央アルプスに野生復帰させることに成功しました。野生にかえす試みは国内初となります。
2020年:北アルプス乗鞍岳から3家族19羽を移送
2020年7月:駒ケ岳にてライチョウの繁殖を確認
2021年4月:那須どうぶつ王国にて、「ライチョウ野生復帰順化施設」完成
2021年8月:野生ライチョウ 1家族 計7羽 を那須どうぶつ王国に、1家族4羽を長野市茶臼山動物園に駒ケ岳から移送
↓その時の様子は那須どうぶつ王国公式YouTubeをご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=_gnPD8jRqZI
2022年1月:那須どうぶつ王国 オス2羽 茶臼山動物園 オス1羽を入れ替え
2022年5月:ペアリングし、産卵を確認
2022年7月:ライチョウのヒナふ化
2022年8月:国内初となる 域外で繁殖したライチョウ家族の野生復帰
那須どうぶつ王国では、ライチョウ生息域外事業を進める施設として、
「ライチョウ野生復帰順化施設」を2021年建設しました。
こちらの施設は、クラウドファンディングを実施した支援金により建設された、一般非公開施設となっています。
ライチョウ野生家族の飼育・野生個体による自然繁殖や野生順化をおこなっています。
2022年8月 那須どうぶつ王国にて繁殖の3家族(雌親3羽 雛16羽) 長野市茶臼山動物園にて飼育の成鳥3羽 計22羽のライチョウが中央アルプス 駒ケ岳に野生復帰しました。
2022年10月9日~10月11日にかけて、第20回ライチョウ会議 長野県駒ケ根・宮田大会が開催されました。
ライチョウを知る・見る・考える3日間として、ライチョウや中央アルプスの魅力を感じることのできる3日間となりました。
10月10日に行われた専門家会議「動物園で飼育し増やす生息域外での取り組み」にて
那須どうぶつ王国の担当飼育員が、「那須どうぶつ王国での野生復帰の取り組みについて」を発表いたしました。
2015年から取り組んでいるスバールバルライチョウの飼育からライチョウの中央アルプス野生復帰大作戦まで
当園で取り組んだ域外保全について発表しました。
屋内施設中心の「王国タウン」では、雨の日でもゆっくりとお楽しみいただけます。
スナネコやマヌルネコといった人気な動物をはじめ、ジャガーやトラなどの希少動物をガラス越しでご覧いただけます。お土産ショップやレストランも充実しています。
那須の大自然に広がる「王国ファーム」では、雄大な風景の中でアルパカ・馬・ヒツジなどの動物にふれあえます。
「スカイスタジアム」で繰り広げられる猛禽類のフリーフライトバードパフォーマンス「BROAD」は王国ならではのスケール。 迫力満点のフライトを是非お見逃しなく!
小さなお子様からお父さんお母さんまで安心してどうぶつに触れられたり、エサやり体験が出来るのも那須どうぶつ王国の大きな魅力。
どうぶつたちから得る体験や温もりを通して、どうぶつや、自然についても知る事ができ、親子の会話も広がります。
これはまさに、那須の大自然をバックに体験する一日どうぶつアドベンチャー!
二人でどうぶつたちと触れ合いながら、お互いの優しい一面をもっともっと感じることができるのも那須どうぶつ王国ならでは。景色がいいレストランでランチもお勧めです。
那須どうぶつ王国内にある「恋人の聖地」の絶景をバックに、さらに愛を確かめ合いましょう!
ワンちゃんと一緒に楽しめるのも那須どうぶつ王国の魅力。
那須の大自然の中にある、日本最大級のドッグラン「パラダイスラン」は、その広さ、そして眺めの良さが自慢。
ワンちゃんにも思い切りのびのびと走り回っていただけます。
林間さんぽ道「那須の自然道」もオススメ。全長1.5kmの森の中の小道をのんびりと歩きながら、ワンちゃんと一緒の時間を存分にお楽しみください。