Environmental Conservation
Environmental Conservation
現在那須どうぶつ王国では、野生動物や環境の保護・保全・啓発に力を入れています。
保全の森では、ツシマヤマネコやライチョウなどの日本固有種を保護する事を目的とし、近縁種のアムールヤマネコやスバールバルライチョウをシミュレーション飼育・展示をしています。
飼育・繁殖などのデータを取り、他の動物園と情報交換をしながらツシマヤマネコ・ライチョウの保護に役立つ飼育技術の確立を目指しています。
スバールバルライチョウ(夏)
スバールバルライチョウ(冬)
アムールヤマネコ
マヌルネコ
人と動物が共生できる地球環境を未来に繋ぐ取組みとして、那須どうぶつ王国園内全てのレストランにて提供している使い捨てプラスチック製品を、環境に負担の少ない紙製品や木製品に切り替え、この取組みにより、コーヒーマドラーやストロー、使い捨てプラスチックスプーンなど計12種類を、環境負担の少ない製品に切り替えました。
提供店舗:ヤマネコテラス・BBQガーデン・カフェモンサンク・レストランBCCA・カフェポニー
レストランヤマネコテラス外観
レストラン ヤマネコテラス内観
全レストランにて環境負担の少ない製品で提供
次世代に繋ぐ、持続可能な社会へ
2018年8月、日本の動物園6園(那須どうぶつ王国・神戸どうぶつ王国・旭山動物園・豊橋総合動植物公園・福岡市動物園・平川動物園)と特定非営利活動法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン(BCTJ)が提携して、東南アジア・ボルネオの環境保全に取り組むプロジェクト「ボルネオ保全プロジェクト」を発足しました。ボルネオではアブラヤシのプランテーション開発による森林破壊が進み、多くの野生動物が住処を失っています。プロジェクトでは今後、こうした野生動物の保護や技術支援などを行っていきます。
また、那須どうぶつ王国では同プロジェクトの合意より前に、ボルネオ保全トラスト・ジャパン支援自販機を設置しています。この自販機で飲料を購入すると、利益の一部がボルネオの保全活動の支援金となります。日常生活の中で気軽に生物多様性保全活動ができる、支援型の自動販売機です。
[ 特定非営利活動法人ボルネオ保全トラストジャパン ]
2017年6月28日より、国の特別天然記念物であり、国内希少野生動植物種であるライチョウの受精卵を受け入れ、孵化・飼育を開始しました。
受精卵の搬入
搬入された卵
孵卵器の中で誕生が待たれる
誕生したヒナ
2017/07/20
2017年6月28日より、国の特別天然記念物であり、国内希少野生動植物種であるライチョウの受精卵を受け入れ、孵化・飼育を開始しました。その後、2017年7月23日に、大町山岳博物館より移送した卵から、雌のヒナが誕生し順調に成育しています。
レストラン・ヤマネコテラスではツシマヤマネコの餌場の確保を目的とし、佐護ヤマネコ稲作研究会が生産する「ツシマヤマネコ米」を提供しています。
食べる事でも環境保全に協力する事が出来ます。
ご飯を使ったメニューにはすべて「ツシマヤマネコ米」を使用。ヤマネコランチのパンは「ツシマヤマネコ米」の「米粉」を使用しています。
ヤマネコテラス
ツシマヤマネコ米の取り組み
ヤマネコランチ
ツシマヤマネコ募金箱
動物のショーを通して、ご覧いただいた動物がどのような環境に生息しているのか、人間との係わり、生き物たちの現状にも興味を持って頂きたいと考えています。
事前にご予約を頂いた団体のお客様に対し滞在時間中に、環境教育も行っています。
小学生から大人の方まで、野生の動物の生活や生きる為の工夫を体験できるゲームやプログラムがございます。
お客様が学習したい内容や、学校のカリキュラムに合わせてプランをお作りしますので、お気軽にご相談ください。